3泊5日タリン&ヘルシンキの旅

数少ない?仕事のスケジュールの合間を縫い、またもや弾丸ツアーを敢行。今回は、日本の猛暑を逃れるために、北欧フィンランドの首都ヘルシンキバルト三国の一つエストニアの首都タリンを駆け足で旅してきました。

今回の旅で特に印象に残ったのが2日目のタリンでの1日。結論から言えば、これまでの数多くの旅行の中でも1、2を争う心に残る素晴らしい1日になりました。完璧。
★まず、世界的に有名な(今まで知らなかった!)「エレルヘイン少女合唱団」のコンサートが偶然聴けたこと。後日ネットで調べても定期的なコンサートは行っていないようで、この日、この時間、この場所で偶然に出会えたことはまさに奇跡としかいいようがありません!18時頃、旧市街が一望できる展望台近くを散策している途中で、素敵な洋館「STENBOCK house」の前に中年のおばさまを中心にすごい人盛り(日本人は自分くらい)。好奇心旺盛であるがゆえ辛抱強く待つことしばし。門が開いて中に入ると、中心に葉が生い茂る大木が立つ素晴らしい中庭にパイプ椅子がづらり。最初はピアノコンサートかと思っていると民族衣装を着た可愛い少女達が登場し、マイクなしアカペラで歌われるその歌声のあまりの衝撃に体が震えました。すごい・・。しかもこの場所が素晴らしい。屋外の中庭ながらホールのような造りで音響がよく(周辺は自動車も走っていないため静か)、近くの教会の鐘の音やカモメの鳴き声が響き渡る歌声に調和して普通のコンサートでは絶対に味わえないロマンティックなひととき。コンサート自体も観客が途中飛び入り参加するようなアットホームなものですごく楽しかった〜。このコンサートは間違いなくずっと心に残りますね。ホント最高でした。

★★それとタリンで泊まったホテルがまたgood!「サボイ ブティック ホテル」というところで、1万円強とは俄に信じがたい女性なら目を輝かせること間違いなしの素敵な部屋。調度品、ベッド(しかもダブル!)、カーペットには完璧なまでの清潔感が漂い、壁一面の大きな窓にかかったレースのカーテンを開けば、そこはテラスで食事をする人が真下に望める広場。フロントの対応も申し分なく、ヒルトンやハイアットなどそれなりのホテルに泊まったこともある自分にとっても5本の指に入る素敵なホテルでした。

★★★最後に、世界遺産に登録されている旧市街地の街並みと雰囲気。街中は新緑に溢れ、シーズンということで広場はテラスで食事を味わう大勢の観光客で夜遅くまで(白夜だしね)賑わいが続きます。テラスなら一人旅の自分も入りやすく食べ過ぎてしまうほど大満足。近くに24時間オープンのお店もあり、ビールを買い込み、素晴らしい部屋で気持ちのよい週末を過ごせました。あ〜楽しかった。