ラブリーボーン

原作未読なんですが、どうにも何をしたいのか分からない映画になっちゃいましたね。ヒロインも素敵だし、あの世の映像もうっとりだし、ラストはつい涙ぐむほどなんだけど、何だかまとまりがないのよねぇ。この手の原作の映画化はやはり無理なのかしら。でも、犯人役を演じたスタンリー・トゥッチの演技は、「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスを彷彿とさせるとんでもなく最高の演技。あと、シアーシャ・ローナンの魅力も爆発。ぜひ、赤毛のアンのリメイクにもチャレンジしてもらいたい気分ですね。★★